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【北京春秋】産経ニュース記事で逆ギレする中国 「中国を敵国扱い…信じられない」と新華社通信は言うが、外国人を敵国視しているのは中国じゃないか!

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【北京春秋】
産経ニュース記事で逆ギレする中国 「中国を敵国扱い…信じられない」と新華社通信は言うが、外国人を敵国視しているのは中国じゃないか!

 中国国営新華社通信が先日、「誰が日本人の目を覆っているのか 訪中は拘束の危険あり?」と題した論評を配信した。その趣旨は本紙サイト「産経ニュース」に掲載された記事「2018年大予測 隣国リスク」への反論だ。

 元記事は警察庁の冊子「治安の回顧と展望」が日本人拘束事件について言及していることに触れた上で「容疑・罪名が明示されない人も含め(略)邦人が次々に拘束、逮捕・起訴されている」「中国当局が狙うのは出張で出向いた日本企業の従業員も例外ではない」と記述している。

 事実が正確に表現されているのだが、新華社は「産経新聞が勝手に誇張して書いている」とかみつき、「日本の大手メディアが依然として中国を敵国として警戒を呼びかけるのが信じられない」との中国人識者の声を引用した。

 だが一般の外国人や自国民を「敵国国民」「潜在的脅威」とみなし、メール監視や電話盗聴などの“スパイ行為”を日常的に行っているのは中国当局にほかならない。ある中国人教授は昨年、「日本人の研究者が拘束を心配して訪中をためらっている」と話した。

 新華社は「中国の経済発展の波に乗らなければ損をするのは日本側だ」と主張するが、相手国の理不尽に目をつむって正常な関係は築けない。(西見由章)

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