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【ポトマック通信】モールで何を食べようか…ワシントンの食文化はあなどれない

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【ポトマック通信】
モールで何を食べようか…ワシントンの食文化はあなどれない

 クリスマスや年末年始はご多分に漏れず、プレゼント探しも兼ねてショッピングモールに買い物に出かけることが多かった。物欲のおもむくまま店から店を渡り歩いていれば、当然腹も減ってくる。しかし、米国のモールで困るのは、どこにでもある大手チェーンのファストフード店やレストランが同じように軒を連ね、全く面白みに欠けることだ。

 しかし、ワシントン首都圏随一の高級モール「タイソンズ・ギャラリア」にできたばかりのフードコート「イサベラ・イータリー」では、モール内の飲食店に対するあらゆる先入観を良い意味で裏切られた。

 ワシントン周辺で多数の個性的なレストランを展開するオーナーシェフが手がけたフードコートは、約3800平方メートルの広大な空間に、洗練された外観と調度品が目を引く計9つの料理店とバーが仕切りを設けずに配されている。

 料理はイタリア、中南米系、和食などさまざま。客らはどれかの店に腰を落ち着けて食事を楽しむこともできるし、ワイングラスを片手に複数の店をはしごすることも可能だ。

 ニューヨークにもビジネス街などに高級フードコートはあるが、モール内にあるというのがポイントだ。ワシントンの食文化は、いよいよあなどれなくなってきた。(黒瀬悦成)

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