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【日曜に書く】この寒い冬の「不都合な真実」 地球は実は寒冷化? 環境問題がマネーの問題に変質している 論説委員・長辻象平

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【日曜に書く】
この寒い冬の「不都合な真実」 地球は実は寒冷化? 環境問題がマネーの問題に変質している 論説委員・長辻象平

 CO2の温室効果は科学的事実。人類の活動で大気中のCO2濃度は増加中。世界の気温は高くなり、日本の夏の暑さも殺人的。そうした事実と現実があるからだ。

太陽黒点が減っている

 では、どうして寒冷化を思うのか。理由はこの四半世紀、太陽の活動が低下し続けているためだ。黒点数が減っている。

 太陽は、核融合反応で活動する磁場の星だ。黒点は磁力線が太陽表面を貫いている場所なので、その個数に太陽の活動度が反映されるのだ。

 黒点の観測には400年の歴史があり、過去に黒点が減った1645年からの70年間や1800年前後の30年間は、寒冷だったことが知られている。

 今の黒点の状況は、200年ぶりの寒冷期再来を予告しているのだ。

 1970年代に寒冷化への不安がささやかれていたことを覚えている人もいるだろう。

 実は当時の太陽の活動周期(サイクル20)では、黒点数がその前の同19に比べ、大幅に減ったのだ。雨の降り方が不安定で、小氷期の到来が心配される状況だった。

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