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世界から見た大相撲問題の本当の「異常さ」

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世界から見た大相撲問題の本当の「異常さ」

大会前日に、力士同士が一緒に酒を飲んでもいいのか 大会前日に、力士同士が一緒に酒を飲んでもいいのか

 この点についても、知人のカナダ人ジャーナリストは「相撲の協会の委員長は捜査関係者に直接電話して、電話一本で捜査について聞き出せるほどの力を持っているの?」とも指摘した。

 警察側はこの話が公になったことにどう感じているのだろうか。これを不可解に思ったのは、私たちだけではないだろう。

 もちろん相撲協会に悪気はないだろうし、直接的な過失はない。かなり頭の痛い問題だというのが率直な意見だろう。もちろん、協会が「Fixed」に加担している可能性は考えにくい。

 ただやはり、この騒動、どこか根本的にずれている気がしてならない。

 ■山田敏弘 元MITフェロー、ジャーナリスト・ノンフィクション作家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版に勤務後、米マサチューセッツ工科大学(MIT)でフルブライト・フェローを経てフリーに。 国際情勢や社会問題、サイバー安全保障を中心に国内外で取材・執筆を行い、訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文藝春秋)『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)がある。最近はテレビ・ラジオにも出演し、講演や大学での講義なども行っている。

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