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【社説検証】北朝鮮新型ICBM 産経「核戦力阻止へ全力を」朝日「あらゆるルートで外交の工夫を」

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【社説検証】
北朝鮮新型ICBM 産経「核戦力阻止へ全力を」朝日「あらゆるルートで外交の工夫を」

新型ICBM「火星15」と自走式発射台車両を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信) 新型ICBM「火星15」と自走式発射台車両を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 ICBM発射を受け、日米両国は一層の圧力強化を確認しており、産経、読売、日経はこれを明確に支持した。読売は「北朝鮮の危険かつ身勝手な振る舞いを改めさせるには、関係国が緊密に連携し、圧力を強化しなければならない」と強調した。産経は核戦力完成阻止へ必要な手立てを全て講じよと主張するとともに、「圧力強化を図ることで、北朝鮮が暴発するとの批判があるが、極めておかしなもので、独裁者を喜ばせかねない。情緒的な判断は禁物である」とクギを刺した。

 「2カ月半の『沈黙』を破った。核・ミサイル凍結のかすかな期待を裏切る蛮行である」と論じたのは朝日である。

 朝日は、テロ支援国家再指定についての社説(11月22日付)で、米中首脳会談や中国特使の訪朝などを踏まえ、「沈黙」を前向きにとらえようとしたが、「読み方は難しい」と言わざるを得なくなった。それでも、北朝鮮が飛距離を抑える発射方法を選んだことなどを挙げ、「米国との軍事衝突は避けつつ、国内に実績をアピールしたい金正恩政権の思惑がうかがえる」ととらえ、北朝鮮側の事情をにらみながら、「あらゆるルートを駆使して外交の工夫を凝らすのが日米韓各政府の務めだ」とした。

 重要なのは非核化への努力である。その際、朝鮮半島有事や不測の事態に対する備えを怠ってはならないのは無論である。(内畠嗣雅)

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