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【黒沢潤のスポーツ茶論】アフリカで命落とす動物たち

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【黒沢潤のスポーツ茶論】
アフリカで命落とす動物たち

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 野生生物の宝庫・アフリカでは、「(ハンターからの徴収金による)収益が野生生物保護に使われるため特定種に利益となる」との考えにもとづき、狩猟が合法化されている国が多い。

 こうした狩りは「スポーツハンティング」「ブラッド(血)スポーツ」などと欧米で称され、高額なカネを支払い狩猟する者も少なくない。しかし、絶命したキリンの長い首と平行に添い寝して撮影し、ネット上で公開する女性も現れ、非難が殺到。女性は「妊娠していようが、子供がいようが、毎年必ず(獲物を)仕留めてきたわ」とも発言し、物議を醸している。

 スポーツハンティングの中で特に悪名高いのが「トロフィー(記念品・戦利品)ハンティング」。倒した動物の皮や牙、剥製用の頭部などを収集するものだ。「キャンド(缶詰)ハンティング」というものもあり、狩猟用のライオンを幼獣期から繁殖させ、草原に放し、撃たせるという。

 欧米などからは500万円前後のツアーも存在し、富裕層が駆けつける。富豪トランプ氏の先妻の息子は5年前、切り取ったゾウの尻尾を掲げる姿を写真に収めるなど、大の狩猟ファンとして知られている。

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