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【主張】大飯原発再稼働 地域と日本に意義がある

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【主張】
大飯原発再稼働 地域と日本に意義がある

 3号機は来年1月中旬に、4号機は3月中旬に発電を再開できる見通しとなった。

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に、同県の西川一誠知事が同意を示したことによる展望だ。2基の復活によって、新規制基準下での再稼働は4原子力発電所・7基となる。

 エネルギー資源を欠くわが国にとって原子力発電は、不可欠の技術である。福島事故の教訓を反映し、原発の安全性は格段に強化されている。安定電源復活の着実な足取りとして歓迎したい。

 西川氏は「再稼働は地域に役立ち、日本にとっても意義がある」と述べた。原発立地県の知事としての至言である。

 原子力規制委員会の安全審査で合格レベルに達した柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に難色を示し続けている新潟県の米山隆一知事には、ぜひとも参考にしてほしいものである。

 合わせて236万キロワットに達する大飯3、4号の再稼働によって、関電の収支は、1カ月で約90億円の改善が見込まれる。先行した高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働で、8月に電気料金を安くしているが、今回はそれに続く値下げとなりそうだ。

 電気代の高さに苦しんできた近畿圏の製造業の競争力と経営の回復につながろう。一般家庭の家計にとっても朗報である。

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