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【主張】小池氏の代表辞任 都知事を全うできるのか

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【主張】
小池氏の代表辞任 都知事を全うできるのか

 小池百合子東京都知事が、自ら旗揚げした希望の党の代表を辞任し、都政に専念するという。

 党執行部の体制が整い、「創業者の責任を一つ終えた」からだと説明しているが、行き当たりばったりで行動しているようにしか見えない。

 そのような姿勢で、国民や都民の信頼を保てると思っているのだろうか。東京都知事の職責を全うできるかも、心もとない限りである。

 小池氏はわずか50日前に「日本をリセットする」と意気込んで希望の党を創った。案に相違して、衆院選では苦杯を喫した。早くも国政から逃げ出すように映る。

 議席が伸びなかったとはいえ、全国で1000万票以上の支持を集めた。そのことへの責任を忘れてはいないだろうか。

 代表辞任で最も懸念されるのは、「改革保守」を掲げた小池氏の影響力低下に拍車がかかり、民進党出身議員の多い中で党の基本政策がぐらつくことである。

 玉木雄一郎新代表の執行部は、小池路線を継続するという。しかし、安全保障関連法への対応一つとっても、同法に基づく「集団的自衛権の限定行使」を鮮明に容認しているのか定かではない。党内には、代表選で敗れた大串博志衆院議員ら根強い反対派がいる。

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