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【津田俊樹のスポーツ茶論】批判は理解できるが、あえて「大学駅伝ファースト」

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【津田俊樹のスポーツ茶論】
批判は理解できるが、あえて「大学駅伝ファースト」

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 今春、日本陸上競技連盟の瀬古利彦マラソン戦略プロジェクトリーダーに2020年東京五輪期待の星を聞くと「鈴木健吾でしょうね。スピードもあるし、暑さにも強い。楽しみだな」と即答した。

 期待通りの快走で一歩ずつステップを踏んでいる。来年1月の箱根から、2月の東京マラソンで初めて42・195キロにチャレンジすると聞く。

 マラソン界は男女とも世界的レベルから大差をつけられているだけに、鈴木への期待が膨らむ。

 東京五輪という大きな目標に向かって、「駅伝第一主義」への批判は理解できる。それでも、あえて、箱根をとる。

 母校の襷(たすき)をつなぐための走りは、OB・OGに限らず、胸を打たれる。沿道で「風」に接すれば、なおさらである。

 さまざまな思惑が絡み合うからこそ、監督も舌戦を繰り広げる。いずれの大学が胴上げをするのか、ワクワク感を抑えきれない。

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