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【葛城奈海の直球&曲球】殉職自衛官に思いを馳せる国民でありたい 

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【葛城奈海の直球&曲球】
殉職自衛官に思いを馳せる国民でありたい 

自衛隊殉職隊員追悼式で弔銃を見守る安倍晋三首相=28日午前10時52分、防衛省(代表撮影) 自衛隊殉職隊員追悼式で弔銃を見守る安倍晋三首相=28日午前10時52分、防衛省(代表撮影)

 直前にも、8月末に青森沖で連絡を絶った海自哨戒ヘリが水深2600メートルの海底から引き揚げられ、2人の死亡が確認されたが、残る1人は不明。また10月中旬、浜松沖で消息を絶った空自救難ヘリの乗員4人もいまだ捜索中だ。

 自衛官がリスクを冒すのは、何も有事や敵を前にしたときばかりではない。急患輸送等(とう)で自衛隊機が飛ぶのは、気象条件等から他の選択肢がなく「最後の砦(とりで)」としてのことである。当然ながら、リスクは覚悟の上であろう。またそうした実任務に真摯(しんし)に備えようとするほどに、訓練のリスクも高まる。

 彼らにも家族がいる。追悼式にも母親の胸に抱かれた幼子や、まだあどけない子供たちの姿があった。遺族は、父親や夫、息子という大黒柱を失ってこの先の人生を歩む。殉職隊員のご冥福と、ご遺族が一日も早く悲しみから立ち直られることを祈るとともに、われわれの安穏とした日常がそんな隊員たちに支えられていることに思いを致せる国民でありたいと切に思う。

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