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【スポーツ茶論】正木利和 卓球の繊細さが生みだす滑らかさ

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【スポーツ茶論】
正木利和 卓球の繊細さが生みだす滑らかさ

 「0・2秒の戦い」といわれる卓球は、意識を研ぎ澄ました練習の反復で体に戦いの感覚をたたき込む。同様に、彼は1日何時間もろくろを回し、造る技術を体に覚え込ませた。

 30歳で、自分をどう構築するかを考えたとき、「陶芸」の道で祖父のような人間国宝を目指すのではなく、「アート」としての陶芸で、世界と戦おうと決めた。英国留学や米国などでの個展の開催などを通じ、焼き物でしかなしえない造形が、世界のアートシーンでも通用するという手応えをつかんだ。

 「伝統回帰ではない。焼き物に、世界性をもつ可能性を感じるのです」

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