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【主張】南シナ海問題 「海洋強国」抑える外交を

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【主張】
南シナ海問題 「海洋強国」抑える外交を

 「海洋強国」を掲げる中国が、国際法を無視して南シナ海支配を強める動きをどう阻むか。日本と世界の平和にとり、北朝鮮危機と並ぶ現在進行形の課題である。

 フィリピンのドゥテルテ大統領が来日し、安倍晋三首相と中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題を話し合った。

 無法な軍事拠点化を「成果」と言い張る、習近平国家主席の政権2期目が始まった直後である。

 南シナ海をめぐるやり取りの詳細は明らかにされなかったが、日比の会談自体が中国を牽制(けんせい)する効果があったといえよう。

 5日にはトランプ米大統領が来日する。南シナ海問題について日米、日比、米比のそれぞれの関係を深め、中国に対抗していく契機としたい。

 トランプ政権が、北朝鮮問題はもちろんのこと、アジア太平洋地域にどのように関与していくかが問われている。

 トランプ氏は離日後、韓国、中国を訪問する。その後、ベトナムでアジア太平洋経済協力会議(APEC)、フィリピンで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議が開かれ、日米首脳も顔をそろえる。

 トランプ政権が中国の覇権主義を本気で抑えるつもりかどうか。その試金石となるのが南シナ海への姿勢である。

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