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【ん!?】小石をながめ天平の歴史に思いをはせるはずが…

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【ん!?】
小石をながめ天平の歴史に思いをはせるはずが…

 楽斎氏によると赤膚焼は「特徴がないのが特徴」だそうだ。幕末の陶工、奥田木白が「諸国焼物模物所(しょこくやきものうつしどころ)」の看板を掲げ、全国各地のどんな陶芸品も写しを作って名声を博した。「そのおかげで僕らも自由に何でも作れる」と笑う。国宝の基壇をちょっとそれ使わせて、という大胆さも、まさに伝統か。

 石をつかみ上げる。手のひらでコロコロしながら天平の歴史に思いをはせる…はせようとしたのだが、どういうわけだか、薬師寺を横目に見ながら電車通学していた高校時代のしょぼくれた思い出ばかり浮かんでくるのだった。(篠原知存)

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