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【主張】韓国教授に有罪 言論を封じる不当判決だ

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【主張】
韓国教授に有罪 言論を封じる不当判決だ

27日、ソウル高裁で有罪判決を受け、報道陣に上告を表明する朴裕河・世宗大教授(共同) 27日、ソウル高裁で有罪判決を受け、報道陣に上告を表明する朴裕河・世宗大教授(共同)

 慰安婦問題を扱った著書『帝国の慰安婦』で名誉毀損(きそん)罪に問われた韓国の朴裕河・世宗大学教授の控訴審で、ソウル高裁が罰金1千万ウォン(約100万円)を命じる有罪判決を言い渡した。

 民主社会に欠かせない自由な言論を封じる不当な判決である。

 高裁は「著書に歪曲(わいきょく)があった」と認定した。判断の際に重視した国連のクマラスワミ報告は、慰安婦を「性奴隷」などと決めつけるいわくつきのものだ。

 判決は実証的研究で否定された「強制連行」説に基づいてもいる。それこそ、史実と法を歪(ゆが)めるものというしかあるまい。

 同書は4年前に韓国で出版された学術書である。慰安所がつくられた歴史的背景や、多様な境遇にあった慰安婦の実態を踏まえた議論により日韓の相互理解を促す意図で書かれた。

 旧日本軍と慰安婦が「同志的関係にもあった」などの記述が取り上げられ、在宅起訴された。それ自体が誤読、曲解である。

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