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【野口健の直球&曲球】有権者に「惚れられない」政治家は不要 「風」ほど不確かなものはない

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【野口健の直球&曲球】
有権者に「惚れられない」政治家は不要 「風」ほど不確かなものはない

野口健さん 野口健さん

 選挙ほど人の生き様(ざま)が見えるイベントもない。何年も前、親しくしていたある議員さん。日頃勇ましい発言を繰り返していたのに選挙直前に自身の地盤を中心とした新党が立ち上がったら「これでは勝ち目はない」と血相を変えその新党に逃げ込んだ。その直後に始まった選挙では直前まで所属していた政党や仲間たちについて批判の嵐。その変わり身の早さに驚いた。

 「選挙は勝たなければ意味がない」と彼らはよく話す。しかし、選挙の度に右往左往する候補者の姿を見るのはもうウンザリ。選挙とは任期の間に行ってきたことへの有権者の審判でもある。

 直前になって新党を立ち上げたり他党に移ったりすれば、そのときの「風」によって勝てるかもしれない。しかし「風」ほど不確かなものはない。何よりもそのような候補者に「惚れる」ことができない。

 政治家には生き様を示してほしい。有権者に「惚れられない」人は政治家にならないほうがいい。この国のためにも。

                   

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