産経ニュース

【葛城奈海の直球&曲球】衆院選、国民の命が危機にひんしている拉致問題こそ最優先事項に

ニュース コラム

記事詳細

更新

【葛城奈海の直球&曲球】
衆院選、国民の命が危機にひんしている拉致問題こそ最優先事項に

 横田めぐみさんが53歳の誕生日を迎えた5日、佐賀県伊万里市で、劇団夜想会(野伏翔主宰)による『めぐみへの誓い-奪還-』(主催・政府拉致対策本部など)が上演され、一般客のみならず400人近い地元小中学生が観劇した。被害者5人が帰国して以来15年間進展がなく、問題の風化が懸念される中、若い世代がこうした作品に触れる意義は大きい。

 本作品は、40年前、めぐみさんが13歳で拉致された当時から現在に至る拉致問題の経緯と、めぐみさんや田口八重子さんの北朝鮮での生活を描いた舞台劇だ。先月の東京を皮切りに年間7都市での公演が予定されており、私はその司会を務めている。劇中、工作員専門の病院に入院していためぐみさんは、夢の中で両親と再会する。悪夢の中でのできごとだったにもかかわらず、目覚めてつぶやく一言が切ない。「でも、会えた」

 この日の公演には、拉致被害者、増元るみ子さんの姉・平野フミ子さんも駆けつけ、「国民を拉致されて40年もの間、取り戻せないことは屈辱であるはず。国は誇りにかけて被害者を取り戻して」と訴えた。至言。北朝鮮による拉致を否定できない失踪者は、警察発表で883人(1日現在)。こんな状態で日本に国家としての尊厳があるといえるだろうか。

続きを読む

「ニュース」のランキング