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【正論】枝野幸男氏の主張は筋が通っているのか 衆院選の憲法論議歓迎、自衛隊の存在を曖昧にするな 西修

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【正論】
枝野幸男氏の主張は筋が通っているのか 衆院選の憲法論議歓迎、自衛隊の存在を曖昧にするな 西修

駒沢大学名誉教授の西修氏(寺河内美奈撮影) 駒沢大学名誉教授の西修氏(寺河内美奈撮影)

 昨日公示された衆議院選挙の各党の憲法に関する公約をみると、共産党と社民党を除き、6党が憲法改正論議を進めることに肯定的な対応をしている。このような動きは従来なかったことであり、選挙戦を通じて、憲法論議の広がりを期待したい。

 ≪繰り返されてきた神学論争≫

 ただ、各党の掲げる改正項目は核心となる9条に限らず、緊急事態対処、教育の無償化、地方分権、国民の知る権利、解散権の制約など多岐にわたる。

 9条に限定すれば、自民党、日本維新の会および希望の党は同条の改正を明記しているが、公明党は自衛隊の合憲性が多くの国民に支持されているとの認識から、「加憲」に書き込むことに慎重な姿勢を示している。同党お得意の「様子見」を決め込んだ。

 日本のこころは「軍の保持」を導入した独自の憲法草案を公にしている。

 これに対し、立憲民主党は首相の解散権の制約を導入するための憲法論議を進めるという立場を取りつつ、平和安全法制を前提とした9条の改正に反対する。憲法が容認している専守防衛を逸脱しているというのが、その理由である。

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