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【主張】首相の対北演説 日本は圧力の先頭に立て

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【主張】
首相の対北演説 日本は圧力の先頭に立て

 安倍晋三首相が国連総会の演説で、北朝鮮に核・弾道ミサイル戦力を放棄させる上で必要なのは「対話ではない。圧力だ」と強調し、全加盟国に行動を呼びかけた。

 また、軍事力を含む「全ての選択肢」があるとする米国への「一貫した支持」を表明し、日本人拉致被害者の帰国に全力を尽くすと語った。

 各国首脳らと相次いで会談し、協力を求めた点もよかった。国民の安全が脅かされている国のリーダーとして、当然とるべき外交努力といえる。

 これらの認識について、国民に対しても改めて説明し、支持を得るべきである。日本が「圧力」の先頭に立つ覚悟を、実行に移すことが重要である。

 演説は、北朝鮮問題に終始した点で異例といえる。脅威が「かつてなく重大で、眼前に差し迫った」ことの表れといえよう。

 北朝鮮の核兵器は「水爆になったか、なろうとしている」のであり、核を積むための大陸間弾道ミサイル(ICBM)の保有が間近に迫っている。

 首相は、北朝鮮が1994年の米朝枠組み合意や2005年の6カ国合意に基づく対話の裏をかいて、核・ミサイル開発を続けてきたことを非難した。

 北朝鮮にとって対話とは、世界を欺き、核・ミサイル開発の時間を稼ぐ手段だったのである。

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