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【正木利和のスポーツ茶論】低迷のマラソンにかわり日本陸上界の救世主になった「競歩」…なぜ強くなったのか

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【正木利和のスポーツ茶論】
低迷のマラソンにかわり日本陸上界の救世主になった「競歩」…なぜ強くなったのか

世界陸上の男子50キロ競歩決勝で2位でゴールした荒井広宙(左)と3位の小林快=8月13日、ロンドン(川口良介撮影) 世界陸上の男子50キロ競歩決勝で2位でゴールした荒井広宙(左)と3位の小林快=8月13日、ロンドン(川口良介撮影)

 マラソンのような人気種目ではない。競歩選手は生活の保障という問題とも闘わねばならないが、そこで救いの手を差し伸べてくれたのが、かつて自衛隊体育学校校長を務めた東京・メキシコ両五輪重量挙げ金メダリストの三宅義信さん(77)だ。山崎をはじめとする競歩選手の受け入れ先に自衛隊を紹介してくれたのだという。

 実は沢木さんと鈴木さんは約半世紀前のメキシコ五輪にトラックの長距離種目で出場した間柄でもある。

 「そのころは競技の枠を超えて、選手はみな仲がよかったんです」と沢木さんは懐かしむ。

 競歩の成長の裏にはもうひとつ、長い歳月を超えた人と人との縁もあった。

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