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【主張】北朝鮮の核実験 最悪の暴挙を許さない あらゆる手立てで国民守れ

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【主張】
北朝鮮の核実験 最悪の暴挙を許さない あらゆる手立てで国民守れ

「水爆」とみられる物体を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。朝鮮中央通信が3日配信した (朝鮮通信=共同) 「水爆」とみられる物体を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。朝鮮中央通信が3日配信した (朝鮮通信=共同)

 国際社会の強い制止を無視し、懸念する周辺国をあざ笑うように、北朝鮮が6回目の核実験に踏み切った。平和を乱す最悪の暴挙であり、厳しく非難する。

 核実験は、朝鮮半島の非核化を求める国連安全保障理事会の決議を踏みにじる。北朝鮮は同決議に反し、日本の頭越しに中距離弾道ミサイル(IRBM)を太平洋へ撃ったばかりでもある。

 世界中が、北朝鮮を無法な国とみなしている。その挑発に屈して、アメを与えることはない。金正恩朝鮮労働党委員長は、核による威嚇をしても、未来は開けないことを知るべきである。

 ≪軍事優先に未来はない≫

 北朝鮮は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に積む水爆の実験に「完全成功した」と主張した。小野寺五典防衛相は、爆発規模が過去最大の70キロトンと語った。菅義偉官房長官は水爆実験の可能性を否定できないとの見解を示した。

 安倍晋三首相が声明で「断じて容認できない」と非難し、外交ルートで厳重に抗議したのは当然である。

 国民の生命と平穏な暮らしが、極めて危うい状態に置かれようとしている。日本は戦後最大の国難に見舞われているといえる。

 大げさな言い方でも、危機をあおるものでもない。暴挙を許せないという明確な意志を有することに加え、危機に対する冷静な自覚と対応が必要である。

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