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【主張】民進党代表選 安保意識の薄さに呆れる

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【主張】
民進党代表選 安保意識の薄さに呆れる

共同会見後、握手する枝野幸男元官房長官(左)と前原誠司元外相=21日午後、東京・永田町の民進党本部(佐藤徳昭撮影) 共同会見後、握手する枝野幸男元官房長官(左)と前原誠司元外相=21日午後、東京・永田町の民進党本部(佐藤徳昭撮影)

 政治の要諦は、国の独立と国民の生命を守り、繁栄を保っていくことである。野党といえども、その責任に変わりはあるまい。

 それを真っ先に語らないリーダーが、野党第一党ひいては政権党として、国政の舵(かじ)を取れるだろうか。

 民進党代表選に立候補した、前原誠司元外相と枝野幸男元官房長官の訴えを聞いての率直な感想だ。

 次期衆院選は、1年数カ月以内に行われる。政権選択選挙に向けて、低迷する党勢を立て直すリーダーを決める代表選だが、2人ともピントがずれていないか。心配になる。

 立候補の共同記者会見で、それぞれの冒頭発言には、北朝鮮の核・弾道ミサイルの脅威から国民をどのように守り抜くかへの言及がなかった。集団的自衛権の限定行使を容認した安全保障関連法について、2人は質疑で、憲法違反との認識を示した。

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射など暴挙を重ねる北朝鮮に対し、日本は安保関連法を活用して日米同盟の抑止力を高め、国民を守ろうとしている。

 安保関連法をご破算にして、強固な日米関係が続くと考えているとしたら、呆(あき)れるほかない。

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