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【主張】民進党代表選 眼前の課題に答えを示せ

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【主張】
民進党代表選 眼前の課題に答えを示せ

 この党首選びに、どれほどの期待と関心が寄せられているか。代表選を控えた民進党のすべての関係者に、まず考えてもらいたい点である。

 比較すれば、まだ影も形も見えない「新党」の方が、世間の耳目を集めやすいのではないか。

 野党第一党とは名ばかりで、政党支持率は1割を切る低空飛行が続いている。

 民主党時代に政権を担当した際の教訓は多いはずだ。国政にもっと現実的に向き合い、責任ある対案を示す能力を会得しなければ、再び受け皿となるのは難しい。

 日本に戦後最大の危機をもたらしている北朝鮮問題に、どう対処すべきか。21日から始まる代表選で、候補者はまずこのことを語ってもらいたい。

 安保法制への反対を唱えていた時期、日本を取り巻く厳しい環境に即した議論を、どれだけ展開できていただろう。

 「反安倍晋三政権」をスローガンに、国会外からも支援を取り付けることが第一で、国会では反対ありきの硬直的な姿勢が目立った。基本政策はそっちのけで、共産党との連携も模索した。

 これでは政権を担わせるのは難しい。有権者にそう印象付けただけではないか。

 ましてや、憲法改正について「安倍首相とは議論しない」という子供じみた反対の仕方まであった。党内で憲法論議を突き詰めると、分裂しかねない理由がある。そこも見透かされている。

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