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【主張】北朝鮮の暴発阻止 この機に拉致解決を迫れ

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【主張】
北朝鮮の暴発阻止 この機に拉致解決を迫れ

 北朝鮮による、暴発の危機が続いている。この機に、拉致問題の解決を強く迫ってほしい。日本外交には、混乱に乗じて拉致被害者の救出に道筋をつけるぐらいの、したたかさがほしい。

 北朝鮮は、国際社会の批判を無視して核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返し、米領グアム沖への弾道ミサイル発射の計画まで明らかにしている。

 トランプ米大統領もこれに応じて「グアムで何かやれば、見たこともないことが北朝鮮で起きる」と警告し、「軍事的解決策の準備は整っている」と強調した。

 北朝鮮に、ミサイルを撃たせてはならない。撃てば悲劇が待っていることは、北朝鮮も承知しているはずだ。朝鮮中央通信は金正恩朝鮮労働党委員長が「愚かな米国の行動をもう少し見守る」と述べたと報じた。米国の強気、怒りに対する逡巡(しゅんじゅん)がみてとれる。

 北朝鮮の李容浩外相は7日にマニラで河野太郎外相と接触した際に、対話の重要性を強調したという。これは、米国との直接対話の仲介を日本に期待する発言だった可能性もある。

 米国は核・ミサイルの放棄を対話の条件とし、北朝鮮はこれを放棄する気がない。相いれる余地の少ない両者の間に割って入り、仲介の条件として拉致被害者の解放や帰国を迫ってはどうか。

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