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【主張】北の攻撃予告 日米連携で万全の備えを

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【主張】
北の攻撃予告 日米連携で万全の備えを

安倍晋三首相、トランプ米大統領(ロイター=共同) 安倍晋三首相、トランプ米大統領(ロイター=共同)

 北朝鮮情勢の緊迫化を受け、安倍晋三首相がトランプ米大統領と電話で協議した。

 北朝鮮が米領グアム周辺への弾道ミサイル発射を予告し、これに米国が強く反発するなど、米朝間の緊張が高まる中での対応である。

 両首脳は、北朝鮮に弾道ミサイル発射を強行させないことが、最も重要であるとの認識で一致した。同盟国の首脳が直接、意見交換し、連携を確認した意義は大きい。

 国際社会が圧力を高めても、北朝鮮の核・ミサイル開発は阻止できていない。緊迫の度合いが高まる一方、にらみ合いが長期化することも考えなければならない。

 日米当局はさまざまなレベルで意思疎通を図り、最悪の事態も想定した備えに取り組むべきだ。

 北朝鮮は弾道ミサイルの島根、広島、高知の上空通過を予告した。マティス米国防長官は、グアムに着弾すると判断すれば、迎撃すると明言している。

 米軍と自衛隊の情報共有も欠かせない。韓国軍も含め弾道ミサイルへの警戒、監視体制を強化することが北朝鮮への牽制(けんせい)となる。

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長が韓国、中国に続いて日本を訪れる。ワシントンでは、日米の外務、防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が開催される。

 いずれも目下の最大課題は、北朝鮮への対応である。北朝鮮にこれ以上の暴挙は許さないという、断固たる姿勢を示す機会とすべきである。同時に、日米連携を具体的にどう強化していくかをよく話し合ってほしい。

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