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【正論・北朝鮮ICBM発射】中国「メガバンク」へ制裁発動せよ トランプ政権は「忍耐」が本音ならオバマ批判の資格はない モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力

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【正論・北朝鮮ICBM発射】
中国「メガバンク」へ制裁発動せよ トランプ政権は「忍耐」が本音ならオバマ批判の資格はない モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力

モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授・西岡力氏(野村成次撮影) モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授・西岡力氏(野村成次撮影)

 北朝鮮が4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したが、残念ながら20カ国・地域(G20)首脳会議の宣言に北朝鮮問題は言及されなかった。その上、対北制裁の鍵を握る中国とロシアはG20の直前にモスクワで開催した首脳会談で、北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓合同軍事演習をダブルで凍結するという驚くべき提案を行い、制裁強化に反対した。また韓国の文在寅大統領は対話にこだわっている。

≪米国が突きつけた北支援リスト≫

 やはり、日米同盟を主軸として圧力を強化するしかない。その点で注目されたのが、8日のトランプ米大統領と中国の習近平国家主席との会談だった。トランプ大統領は「思った以上に時間がかかるかもしれないが、最後はうまくいくだろう」と述べた。一方、習主席は「敏感な問題にもかかわらず米中関係は前回の会談から進展した」と語った。

 このやりとりだけなら、お互いを尊重する友好的会談だったことになるが、実際はかなり厳しいやり取りがあったと私は推測している。トランプ大統領は、中国がロシアと組んで国連安全保障理事会での対北制裁強化を邪魔するなら、中国の企業や銀行へ制裁を行うと脅した可能性がある。習主席はそれに激しく反発しただろう。

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