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【主張】日韓首脳会談 外交は指導者の責務伴う

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【主張】
日韓首脳会談 外交は指導者の責務伴う

 シャトル外交の再開はよいが、自国民に対し外国との約束は守るという常識を説くのが先だ。

 安倍晋三首相と文在寅韓国大統領の初の首脳会談がドイツで開かれ、文氏は慰安婦問題をめぐる日韓合意は最終決着ではないとの認識を改めて示した。

 耳を疑ったのは、その理由である。

 「国民の大多数が合意を情緒的に受け入れられずにいる」ので、その現実を認め、「両国がともに努力し、解決していきたい」というのだ。

 国内の感情的な問題を放置し、国家間の約束を覆そうとする。だとしたら、そんな国とまともな外交ができるだろうか。

 努力は文氏が払うものだ。それが指導者に就くということの責任である。

 文氏は大統領選で日韓合意の「再交渉」を訴えた。就任後も米紙などに対し、歴史問題で日本が「最善の努力をしていない」「法的責任を取り、謝罪することが必須」などと語った。

 これらを踏まえ、安倍首相が会談で「日韓合意は未来志向の日韓関係を築いていくための欠くべからざる基盤」と指摘し、その順守を迫ったのは当然である。

 韓国の歴代政権は、自らの立場に利用するため、日本の歴史問題を蒸し返してきた。

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