産経ニュース

【主張】日米韓の連携 対北圧力の強化主導せよ

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
日米韓の連携 対北圧力の強化主導せよ

会談を前に記念撮影する(左から)韓国の文在寅大統領、トランプ米大統領、安倍首相=6日、ドイツ・ハンブルク(共同) 会談を前に記念撮影する(左から)韓国の文在寅大統領、トランプ米大統領、安倍首相=6日、ドイツ・ハンブルク(共同)

 ドイツでの20カ国・地域(G20)首脳会議開催に先がけ、日米韓3カ国首脳が会談し、北朝鮮に対する圧力強化の必要性を再確認した。

 北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。国際社会に背を向け核開発に突き進む北朝鮮を押さえ込むのは、今や国際社会の最優先課題である。

 日米韓は、連携を密にして国際会議を主導してもらいたい。

 会談で、安倍晋三首相が拉致問題解決について、トランプ大統領と文在寅大統領に理解と協力を求め、両氏から支持を得た点は、大きな成果といえよう。

 G20に臨む上で留意しなければならないのは、北朝鮮を擁護するように振る舞う国があることだ。国連安全保障理事会の常任理事国でもある中国とロシアである。

 習近平国家主席はドイツへの途上、ロシアに立ち寄りプーチン大統領と会談し、対話による北朝鮮問題の解決という中露共通の立場を確認した。軍事的圧力を強める米国への牽制(けんせい)といえる。

 中露首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発と同時に米韓軍事演習を凍結することを提案し、米軍「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備中止を求めた。

 国連安保理では、新たな対北制裁決議をめぐりロシアが議論の入り口で反対し、米露代表の非難合戦となった。

 国際社会の意見が二分されたかのような状況は、金正恩朝鮮労働党委員長を喜ばせるだけだ。

続きを読む

「ニュース」のランキング