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【主張】北朝鮮とICBM 脅威の増大に警戒強めよ

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【主張】
北朝鮮とICBM 脅威の増大に警戒強めよ

朝鮮中央テレビが4日放映した、ICBM「火星14」発射実験の写真(共同) 朝鮮中央テレビが4日放映した、ICBM「火星14」発射実験の写真(共同)

 北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に「成功した」と表明した。

 ミサイルは通常より高い角度の「ロフテッド軌道」で打ち上げられ、高度は2500キロを超えたという。約40分間、930キロを飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾した。

 米太平洋軍は中距離弾道ミサイルとの見方を示している。だが、仮にICBMだったとすれば、なおさら米国も見過ごせない。軍事的緊張を一気に高めかねない行為は許しがたい。

 やみくもに核戦力の強化に突き進む金正恩体制が、いかに危険で異常な存在か。改めて認識しなければならない。

 昨年は2度の核実験を強行した。金正恩朝鮮労働党委員長は今年の新年の辞で、ICBMの発射準備が最終段階に入ったと喧伝(けんでん)していた。

 北朝鮮はその後、国際社会の制止を無視し、各種ミサイルの発射を繰り返した。弾道ミサイルは今年10回目だ。いずれにせよミサイル技術の向上は否定できない。

 ロフテッド軌道を取れば、ミサイルの落下速度は極めて速くなるため、現在のミサイル防衛(MD)では迎撃が困難だ。日本への脅威は格段に増したと考えておく必要がある。

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