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【主張】小池勢力圧勝 都政改革の期待に応えよ

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【主張】
小池勢力圧勝 都政改革の期待に応えよ

 東京都議選は小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が大幅に躍進し、第一党の座をかけて争った自民党は惨敗した。

 都政の改革を掲げて1年前に登場し、議会内でも自らの基盤を固めようとした小池氏の戦略が奏功した。

 この結果を受け、小池氏は具体的に都政を前に進める大きな責任を負ったともいえる。

 停滞した築地市場の移転問題や東京五輪の開催準備、さらに都民の生活に関する課題への取り組みを加速してもらいたい。

 自民党の敗因は、一義的には改革姿勢を明確に打ち出せなかった点にある。ただし、国政レベルで相次いだ政権与党内の不祥事が逆風を招いたのは明らかだ。

 安倍晋三首相は、政権の立て直しと党の引き締めを急がなければならない。

 都議選では、都政をめぐる政策論争が十分とはいえなかった。それに代わり、閣僚らの失言や「加計学園」問題などが注目され、野党側は政権批判に集中した。

 つまり、東京をどうするかという中心課題についての論戦は尽くされておらず、これから小池氏が諸課題にどう取り組むか、それを議会がいかにチェックしていくかは不透明さが残る。

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