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【正論】「米韓同盟」の行方に注意を払え 文在寅大統領こそ米に「斬首」される!? 東洋学園大学教授・櫻田淳

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【正論】
「米韓同盟」の行方に注意を払え 文在寅大統領こそ米に「斬首」される!? 東洋学園大学教授・櫻田淳

櫻田淳・東洋学園大教授 櫻田淳・東洋学園大教授

 米韓首脳会談が目前に迫っている。現下、諸々の報道が伝える米韓関係の「空気」は、相当に険しい。そのことは、文在寅韓国大統領が就任以降に披露した対外姿勢の3つの基調に因(よ)っている。

 ◆信義を疑う文氏の「対朝宥和」

 第1に、文在寅氏は、早速、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備のサボタージュに走り、ドナルド・J・トランプ米国大統領は、それに激怒したと伝えられている。THAAD配備が北朝鮮の脅威に対する処方箋である事情を踏まえれば、文在寅氏の姿勢は、同盟国としての「信義」を疑わせるに足るものである。

 第2に、文在寅氏は対米協調の「具体的な裏付け」を披露することよりも、対朝宥和(ゆうわ)の「機運」を盛り上げることに熱心であるようである。しかしながら、現下、金正恩朝鮮労働党委員長の体制は、単なる核・ミサイルに依(よ)った安全保障上の脅威というよりも、米国の価値意識に違背する「道徳上、汚らわしい」ものになりつつある。

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