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【主張】米中安保対話 北朝鮮に時を稼がせるな

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【主張】
米中安保対話 北朝鮮に時を稼がせるな

 米中両国は初めての「外交・安全保障対話」を開いた。

 米側は、北朝鮮の核・ミサイル開発阻止に向けて経済的、外交的圧力を強めるよう主張したものの、中国側は受け入れなかった。

 貿易や金融取引によって北朝鮮を経済的、軍事的に延命させているのは、中国である。圧力強化を先送りすればするほど、北朝鮮には核・ミサイル戦力を強化する時間が与えられる。

 それは、米中を含む関係国の安全が脅かされることを意味する。米中対話では「朝鮮半島の非核化」を目指す方針で一致したというが、そこに実効をもたらすには中国の行動が欠かせない。

 中国側は米国に対し、北朝鮮との直接対話を促した。だが、現状のまま交渉に入っても核・ミサイル開発の放棄を引き出せるとは考えにくい。

 トランプ大統領は米中対話に先立ち、自身のツイッターで「結果が出ていない」と、中国の北朝鮮への影響力行使が不十分であるとの認識を示した。

 中国外務省報道官は「国際社会の責任ある一員」として、中国が建設的役割を果たしていると反論したが、説得力に乏しい。

 北朝鮮の軍事的暴発を抑止しつつ、金融制裁や石油禁輸の措置を講じなければならない。

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