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【清水満のスポーツ茶論】「時間を止められる」レジェンドたち

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【清水満のスポーツ茶論】
「時間を止められる」レジェンドたち

記念イベントに登場し、一礼するソフトバンクの王貞治球団会長=東京ドーム 記念イベントに登場し、一礼するソフトバンクの王貞治球団会長=東京ドーム

 存在感がある。

 先週14日、東京ドームで行われた巨人-ソフトバンク戦で「王貞治本塁打世界記録樹立40周年」のセレモニーが行われた。スーツ姿の王さん(現ソフトバンク球団会長)が球場にいた。

 「一本でも(本塁打を)多くと思って追いかけてきた。オレも頑張ろうという人が、一人でも二人でも出てきてくれたら…」

 本塁打への夢とこだわりを口にした。後輩たちへ、夢を追う未来の球児たちへのメッセージ。今年“喜寿”(77歳)を迎えたが、ぶれない野球人生は背筋をピンと伸ばした姿にも表れていた。

                □  □

 1977年9月3日、当時巨人の、いや日本の主砲だった王さんはヤクルト戦(後楽園球場)で鈴木康二朗から右翼席に本塁打を放った。通算756号は、大リーグ、ハンク・アーロンの記録を塗り替える“世界記録”だった。

 あれから40年…。当時まだ駆け出しの記者だった。先輩の手伝いで都内にある王さんの自宅を何度も訪ねていた。いまでもはっきり覚えている光景がある。

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