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【別府育郎のスポーツ茶論】判定や団体のもやもやに村田の責任はない すっきりとしたKO勝利を大舞台で見たい

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【別府育郎のスポーツ茶論】
判定や団体のもやもやに村田の責任はない すっきりとしたKO勝利を大舞台で見たい

世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦(20日・有明コロシアム)に臨む村田諒太 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦(20日・有明コロシアム)に臨む村田諒太

 ボクシングの原点は殴り合いであり、互いのダメージを奪い合う競技である。そうであればあの、村田諒太(帝拳)がアッサン・エンダム(仏)に敗れたWBAミドル級王座決定戦の判定には納得がいかない。

 村田は4回にダウンを奪い、その後も右ストレートで何度もエンダムをぐらつかせ、ロープダウン寸前のシーンも何度か作った。

 だが、米国人ジャッジが7ポイント差で村田の勝ちとしたのに対し、パナマ人ジャッジは5ポイント差、カナダ人ジャッジは3ポイント差でエンダムの勝利とした。12ラウンドの判定で最大12ポイントの開きがあったことになり、まさに異常である。

 まさかの結末には驚いたが、その後始末には、さらにびっくりした。

 WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長は直後のツイッターに、村田が7ポイントで勝ちとする自らの採点表を掲載し、「怒りを感じる。村田と帝拳におわびしたい」と謝罪し、再戦を要求した。

 帝拳の本田明彦会長が「ジャッジに処分が出ないなら再戦は選択肢に入らない」と応じると、エンダムの勝ちと判定した2人のジャッジに対する「6カ月間資格停止」の処分が速やかに発表された。

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