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【産経抄】卓球世界制覇への道 6月8日

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【産経抄】
卓球世界制覇への道 6月8日

 全国の子供将棋教室に、入会申し込みが殺到している。もちろん、23連勝中の藤井聡太四段の活躍によるものだ。卓球場に通う子供たちも、急増しているのではないか。

 ▼世界選手権で日本選手は、石川佳純、吉村真晴組の混合ダブルスの金をはじめ、メダル5個を獲得した。リオデジャネイロ五輪を上回る成績である。13歳の張本智和選手の快進撃にも目を見張った。ただ、かつての「卓球ニッポン」の実力はこんなものではない。

 ▼世界選手権の団体戦で男子は1954年大会から5連覇、女子は57年から4連覇を達成している。シングルスでも、後に国際卓球連盟会長を務める荻村伊智朗選手らが世界王者に輝いた。もっとも60年代に入ると、中国の台頭を許し長い低迷期に入る。

 ▼街の卓球場では閑古鳥が鳴き、「卓球はネクラ」とタモリさんのギャグにもなった。当時、日本卓球協会の幹部だった荻村さんはこれに発奮、改革に乗り出した。ルールを改正し、ユニホームを明るい色にするなどイメージアップを図る。同時に若手育成に努めた成果が、ようやく実を結んだ。

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