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【オリンピズム】1972札幌(17)青春をかけたリンゴちゃん 堂々の入賞

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【オリンピズム】
1972札幌(17)青春をかけたリンゴちゃん 堂々の入賞

札幌五輪リュージュ女子1人乗りで5位に入賞し、父の五一さんから祝福される大高優子=昭和47年2月7日 札幌五輪リュージュ女子1人乗りで5位に入賞し、父の五一さんから祝福される大高優子=昭和47年2月7日

 1972(昭和47)年札幌、98(平成10)年長野に続く、アジアで3度目の冬季五輪が来年2月、韓国・平昌で開かれる。日本選手の活躍に期待が高まる中、全日本スキー連盟(SAJ)のジャンプ部長、斉藤智治は、SAJ幹部から本心を告げられた。

 「ざっと考えてみい。そんなにメダルは多くない。だから間違いなく女子で2個取らないといけない。色は別としても。だから沙羅は頭を取らないといけない」

 金メダルを厳命されたのはノルディックスキー・ジャンプ女子ワールドカップ(W杯)で、2季連続4度目となる総合優勝を達成した高梨沙羅(クラレ)。今季W杯5勝と躍進した伊藤有希(土屋ホーム)のメダル獲得も計算に入っている。

 スピードスケートでも本命視されているのは女子500メートルの小平奈緒(相沢病院)と、羽生結弦(ANA)を擁するフィギュアスケート以外は女子選手頼みという日本選手団の構図が浮かび上がる。

 45年前の札幌五輪に参加した日本選手は90人。そのうち女子選手は20人だった。大会はジャンプの「日の丸飛行隊」による金銀銅独占で沸いたが、実は日本勢のメダルはこの3個だけ。惨敗が続く中、気を吐いたのは一人の女子選手だった。

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