産経ニュース

【主張】日米とG7 北朝鮮対処で議論主導を

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
日米とG7 北朝鮮対処で議論主導を

 核・ミサイルの挑発を繰り返す北朝鮮は、いまや世界にとって重大な脅威である。先進7カ国(G7)の首脳が共通の認識を持ち、必要な行動を結束してとることが欠かせない。

 その牽引(けんいん)役が日米両国であることは言うまでもない。サミット開幕前の日米首脳会談は、そうした基本的な立場を確認することができたといえよう。

 安倍晋三首相とトランプ大統領には、他の外交課題や世界経済なども併せ、論議を主導する役割を果たしてもらいたい。

 首脳会談で、トランプ氏は「北朝鮮問題は世界的な問題だ。絶対、解決されなければならない」と述べた。安倍首相は「北朝鮮の問題はもちろん、世界のさまざまな課題にともにしっかりと連携していく」と応じた。

 北朝鮮は今月、2週連続で弾道ミサイル発射を強行した。国連安全保障理事会の報道声明など、国際社会が非難の声を重ねても一向に態度を改めない。

 米国は近海に空母2隻を配備して、金正恩政権を牽制し、日本とともに新たな安保理決議の採択を含む追加制裁へと動いている。

 両首脳は、国際社会が包囲網を構築し、一層の圧力をかけるときだという認識で一致した。サミットの他の参加国に呼びかけてもらいたい。G7が北朝鮮を強く非難することは、中国を圧力の環(わ)に引き込むメッセージとなる。

 G7として、サイバー空間の安全も重要な課題の一つだ。今月、世界各地を襲ったサイバー攻撃は北朝鮮の関与が疑われている。

続きを読む

「ニュース」のランキング