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【話の肖像画】作詞家・演出家 奈良橋陽子(5) 「一人ずつ一つ」が大事

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【話の肖像画】
作詞家・演出家 奈良橋陽子(5) 「一人ずつ一つ」が大事

奈良橋陽子さん(寺河内美奈撮影) 奈良橋陽子さん(寺河内美奈撮影)

 〈一人一人の尊重といった観点から、書籍の執筆を計画している〉

 演技についてや、日々の生活についての本になる予定です。役者たちや将来、演劇を目指す人たちだけに向けて書くのではなくて、日々、生きづらさを感じていたり、なかなか自分の意思を表現したりできない一般の方々にも読んでいただけるものになれば、と思います。

 書籍には、一人一人を尊重するためには、まず自分の意見をはっきりと言うことが大切、という思いが込められています。私なりの体験を踏まえた提案です。

 〈一人一人の視点を持って理解し合う、という意味では、作詞もユニークだ。ゴダイゴの歌詞は、まず英語で書き下ろし、これを基に、別の作詞家が日本語詞の部分を作る。英語と日本語が合わさった歌は共同制作になる〉

 コラボレーションの一つですね。私の作った歌詞に、新しい息吹を入れていただいています。私が訴えた英詞に、直訳ではなく、英語を咀嚼(そしゃく)した日本語詞による新しい世界を提示していただく。双方の考えが相まって、一つの作品になっています。

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