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【話の肖像画】作詞家・演出家 奈良橋陽子(5) 「一人ずつ一つ」が大事

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【話の肖像画】
作詞家・演出家 奈良橋陽子(5) 「一人ずつ一つ」が大事

奈良橋陽子さん(寺河内美奈撮影) 奈良橋陽子さん(寺河内美奈撮影)

 〈海外生活で学んだ、自分の意思をきちんと表明する大切さは、その後の活動に根付いている〉

 英作詞を担当した、バンド「ゴダイゴ」の代表曲「ビューティフル・ネーム」は子供の命への賛美がテーマでした。さらに、さまざまな国や地域の人々が尊重して国際社会を築いていくにはどうしたらいいのかというサブテーマも含んでいます。

 この曲には「一人ずつ一つ」という歌詞がありますが、ただ単に名前が一つと言っているのではありません。一人一人の視点、意思の表明といった意味も含まれているんです。皆それぞれ、自分の意見をきちんと言い合い、理解し合えるような世界になってほしいという願いが込められているんです。

 いろいろな国や地域の人々が自分たちの意思表明を控えていたら、お互い何を考えているのか分からないし、その国や地域の文化の発信ができなければ、文化を育てていくことも難しいと思います。社会への関心を持ち合うこと、そこから違いを認めての国際理解が生まれるのではないでしょうか。

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