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【津田俊樹のスポーツ茶論】「戦っている姿勢をファンにみせなくては」 野球に真摯な王監督の至言

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【津田俊樹のスポーツ茶論】
「戦っている姿勢をファンにみせなくては」 野球に真摯な王監督の至言

 鮮血が白の柔道衣に散る。もつれ合った際、ぶつかったのか、互いに唇と顎を切り、出血が止まらない。ドクターストップがかかるのでは、という凄惨(せいさん)な展開になったが、試合は続けられた。

 柔道の全日本選手権(4月29日・日本武道館)決勝は、王子谷剛志(旭化成)がウルフ・アロン(東海大)に延長戦の末、優勢勝ちして、2年連続3度目の優勝を成し遂げた。

 観戦していた知人から、意表を突く質問を投げかけられた。

 「どうして2人とも白い柔道衣を着ていたの? オリンピックでは、どちらかが青でしょ」

 全日本選手権は柔道日本一を決める歴史と伝統を誇る大会なので、国際柔道連盟(IJF)が定めたルールではなく、講道館の規定で行われる。今年の大会では、IJFルールの一部を採用したが、柔道衣は慣例に従い「白」を着用した。

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 スポーツパーソンにとって、ユニホームは栄誉と自らのプライドをかけた戦闘服である。

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