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【主張】沖縄復帰45年 「基地負担」に感謝したい

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【主張】
沖縄復帰45年 「基地負担」に感謝したい

 沖縄が、祖国復帰から45年を迎えた。

 先の大戦で沖縄を占領した米国の統治から離れ、日本の一員に戻った沖縄は、実質県民総生産が4兆1749億円(平成26年度)になるなど大きく成長した。

 沖縄の人々の歩みを喜びたい。

 菅義偉官房長官は会見で「沖縄は県民の皆さんのたゆみない努力(によって)、そして困難を乗り越えながら今日を迎えた」と語った。

 この日にあたり、国民が改めて思い起こすべきことがある。それは、先の大戦末期の沖縄戦の歴史と、今も沖縄が米軍基地の負担を引き受けている現実である。

 沖縄本島に侵攻した米軍を迎え撃った戦いは、多くの県民、将兵が犠牲となった「日本の悲劇」である。

 国土面積の0・6%の沖縄に、在日米軍専用施設の7割が存在する負担の集中は明白だ。国民はその重みを認識し、それを担う沖縄に感謝せねばならない。

 緊張が続く北朝鮮情勢から分かるように、沖縄に駐留する米軍は平和を守る強力な抑止力として、機能している。尖閣諸島をねらう中国の脅威へも、にらみを利かせている。

 沖縄の米軍基地はその地理的特性から、県民を含む日本国民、アジア太平洋地域の諸国民の平和にとって欠かせない。

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