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【ソウルからヨボセヨ】日本は子供でさえ「せんそうおきないで」…あまりの違いにうなった

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【ソウルからヨボセヨ】
日本は子供でさえ「せんそうおきないで」…あまりの違いにうなった

 日本の読者からメールが届いた。先の連休に家族で日光の東照宮に観光に行ってきたという。その際、小学4年生の娘が絵馬(お札)に書いたという“願い事”を写した写真が添えられていた。見ると願い事は2つで「ドラえもんにあいたい」と「せんそうがおきないように」とある。

 最近の朝鮮半島をめぐる軍事的緊張に関連し「日本では子供でもこんな雰囲気です」と知らせてきたのだが、韓国とのあまりの違いにうならされた。韓国の子供にはそんな雰囲気はまったくなかったからだ。日本で子供までも戦争を心配しているのは、日本ではテレビを中心にマスコミが今にも戦争が起きるかのように“危機”をあおったせいだと思う。

 万一に備えるのが国の安全保障であり危機管理は最悪の場合を考えるものではある。しかし戦争は地震と違って人為的なものだから一定の情報や経験、分析で「起きるか? 起きないか?」はある程度分かる。とくに長く「北の脅威」にさらされてきた当事者の韓国人は経験的に判断する。

 日本人は逆にその経験がないから慌てふためくということかもしれないが、慌てふためかないためには反韓、嫌韓…などといわず日ごろから朝鮮半島情勢や韓国に多様な関心をもってください、というしかない。(黒田勝弘)

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