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【新聞に喝!】半島有事、問われる日本社会の決断 イデオロギーや感情排しリアルな議論を ブロガー・投資家、山本一郎

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【新聞に喝!】
半島有事、問われる日本社会の決断 イデオロギーや感情排しリアルな議論を ブロガー・投資家、山本一郎

 北朝鮮情勢が緊迫化する一方、韓国政治も大統領選挙に向けて大きく変容する中、4月28日付産経新聞(東京版)は熊谷俊人氏が市長を務める千葉市の朝鮮学校への補助金をめぐり、「朝鮮学校補助金千葉市交付せず 交流事業で政治的行為」として大きく報じています。本件は、昨今の朝鮮半島情勢の混乱に連動する形で、産経だけでなく全国紙各紙が広く論じており、この問題が補助される金額の大小を超えた政治問題に直結していることを示しています。

 日本は地理的に近い朝鮮半島との歴史上の経緯を多数抱えており、とりわけ産経新聞は韓国での加藤達也ソウル支局長(当時)と朴槿恵前政権との問題もあり、比較的厳しい意見を韓国・北朝鮮に向けがちな点はよく理解できます。半島情勢のリアルに接している報道機関だからこそ、伝えられるべき深い考察があるのでしょう。

 その一方で、これから新しい大統領を選出する韓国と、危機に直面している朝鮮半島、さらには共通の同盟国であるアメリカも含めた東アジアの安全保障の枠組みを広く俯瞰(ふかん)し、将来を見据えたビジョンをどう描いていくかについては、当事者に近しい産経新聞といえども道半ばなのではないかと感じます。

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