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【風を読む】問題議員につける薬はあるか 候補者にした党幹部らの責任は大きい 論説委員長・石井聡

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【風を読む】
問題議員につける薬はあるか 候補者にした党幹部らの責任は大きい 論説委員長・石井聡

 与党の責任者は「日本の政治はひっくり返っちゃう」と嘆いたそうだが、腰を抜かすのは国民の方である。

 経済産業政務官を辞任した自民党の若手議員が離党に追い込まれた件である。政務官の辞任と同様、女性問題が理由だ。

 「重婚」まがいの行為やストーカー行為を週刊誌で暴露された。本人は否定しているが、常軌を逸した人物だったとの印象は拭えない。「○×は死んでも直らない」類いの話だ。

 思い出すのもばからしいが、非常識、破廉恥な議員の言動はこれが例外とは言い切れない。自民党では昨年2月にも、衆院議員が同じく議員の妻の妊娠中に不倫をして辞職した。

 政治家以前の問題が多発している。それに尽きる。人間としての資質を見抜けないまま、いやしくも国政選挙の候補者にした党幹部らの責任は大きい。

 たとえ、そこまでひどいと想像してかかるのは難儀だとしてもである。

 離党させれば、ひとまずダメージは抑えられる。その程度の判断で問題を片付ければ、過ちは繰り返されよう。

 自民党の当選1、2回生は全体の4割を超える。地元での日頃の選挙活動の不足を執行部が注意する場面が、しばしばニュースになっている。

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