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【清水満のスポーツ茶論】ファンとの絆で生まれる力、“王さん流のプロフェッショナル魂”が格好いい

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【清水満のスポーツ茶論】
ファンとの絆で生まれる力、“王さん流のプロフェッショナル魂”が格好いい

 熊本地震からちょうど1年がたった4月14日、当地で女子ゴルフのKKTバンテリンが開催された。熊本出身の笠りつ子は、多くのギャラリーが詰めかけたことに感激していた。

 「まだ、いっぱい震災の爪痕が残っているのに、みんな笑顔で迎えてくれた。“待っとったばい!”なんて声をかけられて…」。もちろん他の参加プロも「改めてファンに支えられているって。私たちも頑張らなきゃ」。プロとして魅了する責任、気を引き締める姿があった。

 その翌週(18日)、熊本でプロ野球の巨人-ヤクルト戦も行われた。11年ぶりの開催に市内にある藤崎台球場は満員になった。ゴルフと野球、ともに1年前は震災で中止になったが、地元では熱きスポーツを心待ちにしていた。

 6年前、東日本大震災でも同じ感覚を持った。

 がれきが残る仙台郊外を訪れたとき、「先のことを考えると不安な気持ちになる。そんな時、スポーツに心を癒やされる」というファンの声を聞いた。スポーツの持つ力を感じた。

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 熊本といえば…。1980年11月16日、阪神とのオープン戦、王貞治さん(現ソフトバンク球団会長)現役引退表明後の最後の試合が藤崎台球場だった。

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