産経ニュース

【主張】拉致被害者の救出 最重要課題に他ならない

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
拉致被害者の救出 最重要課題に他ならない

 「拉致については誰も関心がない」

 北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使は平壌で一部日本メディアと会見し、こう言い放ったという。

 拉致被害者の家族は、一日たりと北朝鮮にさらわれた肉親のことを考えぬ日はない。加害国の、これほど残酷な言葉があるだろうか。

 今年は、横田めぐみさんが北朝鮮の工作員に拉致されて40年となる。拉致被害者家族連絡会の結成から20年がたった。拉致は北朝鮮が日本の主権と日本人の人権を侵害し続けている国家テロである。非は全面的に北朝鮮にある。

 宋氏は、北朝鮮が日本人拉致被害者の再調査を約束した2014年のストックホルム合意を、日本側が破棄したとも述べた。

 嘘である。独裁者のために全てが存在するような北朝鮮とは異なり、日本は国民の生命、人権を尊重する国だ。拉致問題の解決につながる合意を政府が反故(ほご)にすることはあり得ない。

 発言を受けて岸田文雄外相が「全く受け入れることはできない」と反発し、加藤勝信拉致問題担当相が「わが国として拉致問題の解決は最重要課題であり、ストックホルム合意の履行をしっかり求める姿勢に何ら変わりはない」と述べたのは当然である。

続きを読む

「ニュース」のランキング