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【主張】科学技術週間 「ステキな未来」築けるか

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【主張】
科学技術週間 「ステキな未来」築けるか

 「なぜ?から始まるわくわくが ステキな未来をつくるんだ!」

 今年度の科学技術週間(4月17~23日)の標語である。日本が世界の平和と繁栄に貢献し、国際社会から必要とされ信頼される国であるためには、科学技術は最も重要な分野の一つである。

 しかし、日本の科学技術を支える研究現場は危機的な状況にあると、内外から指摘されている。子供たちの「わくわく」を「ステキな未来」につなげるために、科学技術立国の足もとを立て直さなければならない。

 「日本の科学研究はこの10年間で失速し、科学界のエリートの地位が脅かされている」

 英科学誌「ネイチャー」が3月に発表した日本の科学研究の現状分析である。2005年から15年までの10年間に世界で発表された論文は80%増えたが、日本は14%増にとどまる。世界シェアは7・4%から4・7%に低下した。

 原因として「研究者の安定したポジションが少なくなり、国の予算が01年以降横ばいであること」などを挙げている。

 00年以降、日本は17人(米国籍2人を含む)ものノーベル賞受賞者を輩出した。その業績の多くは20~30年前の「過去の光」である。大隅良典氏(16年、医学・生理学賞)をはじめ多くの受賞者は、近年の短期的成果主義の弊害を訴えてきた。

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