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【主張】露のシリア擁護 それなら調査に協力せよ

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【主張】
露のシリア擁護 それなら調査に協力せよ

 化学兵器使用をめぐり、ロシアがシリアのアサド政権をかばい、真相究明を阻んでいる。

 「証拠がない」と主張しながら、現地調査を行うための国連安全保障理事会の決議案を、拒否権行使で葬り去った。

 安保理常任理事国として、あまりにも無責任ではないか。シリアの戦争犯罪を隠蔽(いんぺい)する行為だと受け止められても仕方あるまい。

 シリアの化学兵器を使った空爆の拠点となったのは、シャイラト空軍基地だったとみられる。

 決議案では、化学兵器禁止機関による基地への立ち入り調査や、空軍機の飛行計画・日誌の提出などを求めていた。

 基地には化学兵器が貯蔵されている疑いがある。国際機関の公正な調査は、真相を究明する上で極めて重要だ。早急に実施される必要がある。

 米英両国は衛星写真や通信情報などから、シリアが空爆し、現場で採取したサンプルから、猛毒の神経ガス、サリンが検出されたと断定している。また、トランプ米政権はロシアが空爆を事前に把握していたともみている。

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