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【新聞に喝!】ミサイル防衛に警鐘鳴らさぬ新聞 お粗末というほかない 作家・ジャーナリスト 門田隆将

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【新聞に喝!】
ミサイル防衛に警鐘鳴らさぬ新聞 お粗末というほかない 作家・ジャーナリスト 門田隆将

門田隆将氏 門田隆将氏

 これほどの「落差」は、一体、どこから生まれたのだろうか。専門家と一般の人との危機意識の乖離(かいり)があまりに大きい。そして、政治家やマスコミの無責任ぶりが、それを助長している。

 「ついに来るべき時が来た」-。多くの専門家が口を揃(そろ)えているのに、国会やマスコミには、危機感がまるで感じられないのだ。

 自ら在日米軍基地を標的にした「訓練」と明かした北朝鮮の弾道ミサイル発射は、多くのことを日本に教えている。移動式発射台から同時に「4発」発射したミサイルを約50キロの範囲内に着弾させた3月6日の出来事は、この問題が、いよいよ自分たちの「命」にかかわるものになったことを意味している。

 1994年の核危機から実に23年。「北朝鮮が核弾頭の小型化と起爆装置の開発に成功するまでがタイムリミット」という軍事専門家たちの声をよそに、長期にわたって、「6カ国協議」や国連安保理での「制裁決議」でお茶を濁し、ついに日本は、自らの生存の危機に立ち至ったのである。同17日、北朝鮮ミサイルに対する住民避難訓練が、秋田県男鹿市で初めて行われたニュースを見ながら、私はさまざまな感慨に捉(とら)われた。

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