産経ニュース

【主張】トランプ・習会談 中国に強固な意思示した

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
トランプ・習会談 中国に強固な意思示した

 国際社会のルールや秩序を破壊しようとするものとは、断固たたかう。米国の決然たる政治的意思を、中国の習近平国家主席は目の当たりにしたのではないか。

 トランプ大統領は、シリア攻撃の前後に行われた首脳会談を通じ、北朝鮮問題をめぐり中国の協力がないなら、単独行動も辞さないと語った。

 東・南シナ海問題も取り上げ、国際ルールの徹底と非軍事化を求めた。

 アジア太平洋地域の平和と安定を損なう動きに、米国は積極的に向き合う姿勢を示した。同盟国である日本としても歓迎したい。

 米国は、北朝鮮に対する武力行使を含む「全ての選択肢」の検討を表明している。6回目の核実験強行の兆候もあり、脅威が深刻な段階に達していることは、習氏との会談でも確認した。

 電撃的なシリア攻撃は、化学兵器などの大量破壊兵器の拡散・使用、非人道的行為は許さないとの決意表明でもあった。

 核・ミサイル開発に突き進み、VXガスを用いた暗殺事件を起こす北朝鮮に対しても同様の姿勢で臨む。おのずと習氏へのメッセージになったろう。

 中国は石油、食糧など北朝鮮の生命線を握っている。国連安全保障理事会の制裁の効果を高め、金正恩政権の暴走に歯止めをかける上で、中国の責任は重大だ。

 これらの問題について、両首脳がどこまで認識を共有し協力関係を構築できたかについては、慎重に考えねばならない。

続きを読む

「ニュース」のランキング