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【主張】国会 責務を果たしているのか

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【主張】
国会 責務を果たしているのか

 平成29年度予算が成立した国会は、今も学校法人「森友学園」の国有地払い下げ問題が焦点となっている。

 国有財産の処分をめぐり、行政への重大な疑義を生じさせただけに、事実解明は欠かせない。

 とはいえ、国会の仕事がそれだけでないことは言をまたない。

 現実には、その他の重要案件の審議が事実上人質にとられ、与野党が激しく駆け引きを演じる展開が予想される。それは結果的に森友問題の解明をも遠ざけよう。

 立法府として正常な機能を取り戻すときである。そのために、法案審議と森友問題とは明確に切り分けることを提案したい。

 審議を遅らせる材料にしない。疑惑を残したままフタはしない。与野党がそう確約し、今以上に仕事をする。それに尽きよう。

 予算成立で山は越えたが、予算執行に必要な関連法案の審議は遅れている。「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について、しっかりとした議論を経て成立を図るべきだ。

 さらに、天皇陛下の譲位を可能にする関連法案も、今国会で確実に成立させねばならない。森友問題で進展があってもなくても、これらの審議を後回しにする理由は見つからない。

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